珊瑚(さんご)は『珊瑚礁 =六放珊瑚』と『宝石珊瑚 = 八方珊瑚』の2種類に大別されます。
◆珊瑚礁・・・触手の数が6本。海の浅いところに生息。イソギンチャクも珊瑚礁の一種。 ◆宝石珊瑚・・・触手の数が8本。深海に生息。
成長に長い時間を要し、1cm育つのに数十年かかる種類も存在する。
ジュエリーなどに使用される珊瑚は『宝石珊瑚』。
古来よりダイヤモンドなどの宝石と同様に珍重されてきました。
日本に現存する最古の宝石珊瑚を使用した装身具は、正倉院にある聖武天皇の王冠と言われています。
古今東西を問わず、宝石珊瑚を象徴する赤い色は出産の神秘さ、結婚などの人生の豊かさの象徴として尊重され、様々な災難から人々を守ると信じられてきました。
イギリス王室では珊瑚は女性に『繁栄』と『美』をもたらす宝石として愛され、エリザベス2世(現王女)は誕生の際、皇太后から土佐沖で産出されたピンク珊瑚のネックレスを
ファーストネックレスとして贈られました。また、安産のお守りとして珊瑚のネックレスを身につけて産室に入られたというエピソードも残っています。
古代ローマ人は子供の健康祈願やお守りとして、インドなど世界中の国で、厄除け、魔除け、航海のお守りとして人々の間で大切に身につけられてきました。
日本では3月の誕生石、結婚35周年や出産を祝う宝石としても知られています。
歌舞伎の創始者と言われる出雲大社の巫女だった『出雲阿国』も珊瑚を大切に身につけていたと伝えられています。
高知県出身のRieが幼い頃より慣れ親しんできた赤さんご。
自らのルーツや持続可能な自然との関わり(近年の資源の乱獲や流出などの問題)などを
考慮し、確かな品質のものを皆様にお届けしたい、日本の貴重な資源の価値を知って欲しいという想いから、YouRuMaruで使用している赤さんごは高知県に本社を置く、株式会社KAWAMURAより仕入れております。株式会社KAWAMURAはハイジュエリーからライトジュエリーまで幅広く展開する日本を代表する珊瑚メーカー。
養殖のできない宝石珊瑚は貴重な資源。また、使用しているのは着色していない天然の宝石珊瑚です。
土佐沖産の宝石珊瑚は良質なうえ大変希少で、海外でも高い評価を得ています。
日本産出の珊瑚はすべて高知県で入札されており、その入札最大手が株式会社KAWAMURA。
シャネルなどハイブランドが参加する世界最大規模の時計・宝飾展バーゼルワールドへの参加実績や、香港のジュエリーショーでの出品など世界のバイヤーからも高い評価を得ている企業です。
KAWAMURA HP : kawamurajewelry.com/ja
KIYOLAKREI HP : kiyolakrei.com